魔法なんてなければよいのに!

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少しまじめに魔法を定義

魔法とは、[人間の力ではなしえない不思議なことを行う術。魔術妖術(ようじゅつ)。(コトバンクより引用)]とあります。

上記を踏まえ、イツノクラでは魔法を以下のように定義します。

魔法とは、[情報工学・機械技術・認知工学・化学技術・映像化学・自然科学]を含有し、壮大な視覚や聴覚効果(エフェクト)を伴いながらも、物理法則に与える影響は極わずか(とてもしょぼい影響)しかない理り。このギャップが大きければ大きいほど大魔法と言い、幸福感を与えることができる。これらの技術を統合・デザイン(設計)し、演出することを[魔術]と言い、その効果には必ず[再現性]がある。つまり「便利になりすぎた技術は魔法と何ら変わらない」と定義します。

便利すぎる世の中から失うものとその意味を考えていきたい。

現代生活の中において当たり前になってしまった便利なもので溢れています。冷蔵庫は食料を長期間保存できます。電子レンジは冷凍されたものを短時間でもとに戻してしまいます。洗濯機は柔軟剤と洗剤を入れたあと、ボタン一つで洗濯物を脱水・乾燥までしてくれます。エアコンは人がいないと最低電力で稼働して、人を見つけるとそこに向かって風を出したりします。

こんなに便利なものに囲まれた私たちの暮らしは、ここ数十年で一気に変化してきました。変化の渦中にいると大きな驚きを感じませんが、少なくとも今から100年ほど前から比べたらまさに魔法。

しかし急速に発達した魔法は、過去に培ってきた様々なものを消去しようとしています。正確には魔法に慣れた人々が、過去を無かったものにし始めているのです。そうした一端は水害などの発生場所に見られたり、町並み風景や季節の行事風景などにも影響しています。

こうした状況は誰かを責める必要がなく、魔法で便利になることは悪いこととは思えません。ただ魔法ばかりに目が行ってしまうと、過去に培ったものがわずか数代の人にだけ知られて、未来へ繋がれなくなってしまうことを危惧してしまいます。

イツノクラの理念は、過去を見つめつつ正しく魔法を使う意識を取り戻そうという信念から出来上がっています。